確定申告の遡及を許したことが全てですね
おはようございます。
ここ最近のホットなニュースといえば、阿武町のご送金からの今度は相次ぐ給付金詐欺です。
まず、持続化給付金のように、官公庁に提出する書面(電磁的書面)について、報酬を頂いて代理するには、行政書士の資格登録が必要になります。
ですから、無資格で報酬を得て代行した時点で、行政書士法違反になる可能性大です。
それとは別に各書類を偽造していれば、別の刑法に引っかかることになります。
今回の給付金詐欺が起きてしまった1番の問題は、確定申告書類の税務署収受印の期限を儲けなかったことにあります。
この期限を切れば、詐欺をされるリスクをかなり落とすことが出来、同時に日頃真面目に申告をしている人と、給付金が欲しいが為だけに申告をする人を差別化することが出来ます。
後から何十年?もかけて、申請情報をもとに捕まえていくのも結構ですが、未然に犯罪に手を染めないように、窓口を狭めてあげることを必要だったと思います。
ただそうは言っても、当時はコロナというわけがわからないウイルスの先が見通せない中で、全てのリスクを飲み込んだ上での給付金制度は、ある意味仕方なかったのかもしれません。
結果として給付金バブルが飲食店を筆頭に起きてしまったことは、皆さんの知るところでもあるでしょう。
そこで1番大事なことは、今回の件を今後に生かして、またいつかくるであろう危機に備えた支援制度を、平時のうちに構築しておくことだと思います。
今回の件は平和ボケした日本ならではの事件だと思います。
税金を取ることを考えるよりも、無駄を無くすことを優先して考えてもらいたいと、個人的には思います。
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