故・平尾昌晃さんの泥沼遺産バトルについて

おはようございます。
皆さんもご存じかと思いますが、故・平尾昌晃さんの遺産をめぐり、3男勇気さんと義理のお母さんであり、昌晃さんの再婚相手のMさんとの間で、泥沼の遺産バトルが繰り広げられています。
私も職業柄、遺産関係の話に関わることがあります。
よくある話で、親御さんが生存している時は自分は遺産はいらないと言っておきながら、いざ相続が発生して何十何百万の遺産が目の前にぶら下がった瞬間から、血眼になって実の兄弟と揉めてしまう。
はっきりいって良くある話です。
では平等に分ければいいじゃないかと外野の方は思うでしょう。でも当事者の方々間では、親御さんを面倒みた比率も違います。
そして兄弟が多ければ、中には亡くなる直前に1回お見舞いにきただけ、なんて方が出てきます。
戸籍を調べたら、誰?あんたなんて方が突然相続人に上がったりもします。
私も経験あるから分かりますが、介護って凄い大変なんです。子育てと比較しても介護の大変さはもっともっと上です。
ですから客観的には平等でも、当事者間では全く平等じゃないんです。
そのためにも必ず遺言書は残すべきなのです。
世間では勘違いされている方が多いですが、相続の原則は遺言書に従うことです。
ない場合は仕方ないので、法律の規定にしたがって遺産分割協議を行こなうことになるのです。
遺言を残すのは、残された家族に対しての義務と捉えてもいいと思います。
このような泥沼バトルは現実に沢山起きていることなのです。
それを回避するためにも遺言書は必ず残しましょう。

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