コンビニ24時間営業が出来ないのは人手不足だけなのか?

おはようございます。
最近セブンイレブンでの本部とオーナーの対立による24時間営業の是非について、よくメディアで取り上げられています。
根本は少子化による慢性的な人手不足が原因なのは否めません。
私が学生の頃は、普通に飲食店の面接とか落ちる時代でした。どこも常に募集している現在とは状況が大きく違っていました。
アルバイトはシフトを希望より削られるのが当たり前でしたし、嫌ならやめれば?という店長が多かったです。
あと外国人を雇用するのは嫌だという店長も多く、日本人だけで十分な人員を確保できました。
それが20年前の話です。
現在は飲食店で面接に落ちることのほうが少なく、常にどこもアルバイト募集をしていて、外国人に頼らないと人員確保が難しくなっています。
ただこういう客観的な事情があるにせよ、今も昔も全く変わっていないことがあります。
これは私の15年程の飲食店勤務での経験によるものですが、それは何だと思いますか?
一言でいうと人間関係です。
アルバイト同士の仲の良さや、仕事中のチームワーク、仕事は大変でも達成感があったり、店長がアルバイトから慕われているなど様々です。
何気に職場に気になる異性の存在がいるのも、アルバイトにとっては重要だったりします。
結局そこは不変なんです。
時給だったり、仕事が大変とかそういう不満は2の次です。特にアルバイトは社員と違って楽しく働きたいのです。
そういう根本的な所には、報道もテレビのインテリコメンテーターさんも触れてくれないです。
だから私としては人手不足だから出来ない。
その人手不足の本当の原因は?そこの店舗の人間関係や店長の人の使い方に問題はないのか?あと上手く連携したり、無駄を省いた働き方をしても店長は本当に休みが取れないのか?
休みを取れるように、少ない人員でも店舗運営が出来るように、人材育成や創意工夫はしているのか?
少子化を理由に人手不足だ人手不足だと聞いているだけだと、どうしても違和感を覚えてしまいます。
そういう実質的な所にもスポットを当てて報道して欲しいですね。
飲食業界に長くいた私からの個人的な意見です。

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